最近のニュースで見たのですが、現在の日本では、住宅の13%が空き家となっているそうです。
高齢化や過疎化など、現代日本の抱える問題がここにも表われているわけですね。
このまま放っておくと、さらに空き家率は上がっていくということでした。
親が亡くなって、実家をそのままにしている方はけっこう多いようです。
自分は他に住居があるし、親の家に住む人間も他にいないとなれば、売ったり貸したりすることも考えられますが、それにはまず相続の手続きが必要です。
でも、大方の普通の人間にとって、土地や家屋敷の相続は難題なのです。
親が亡くなって、残されるのは家だけではなく、家の中の物もすべてです。
まずその片付けもあります。
それから相続するには権利者すべての同意が必要なので、場合によっては連絡がスムーズにいかないこともあるでしょう。
もし相続しても売れずに負担だけが残る可能性もありますね。
そういった様々な状況が、空き家を放置しておく原因かと思います。
親が高齢になってきたら、いざというときに対応できるように、専門家に相続相談をすることをお勧めします。