2013年11月アーカイブ

相続と言えば、そう何度もするものではないのでそれに対してどういう事をするのか分からなかったり、どうすれば良いかとか分からない事も有るでしょう。
また実際にそれを行う場合、書類がかなり多くてもう何が何だか分からなくなってしまう事も有ります。
しかし、残された者としてはしっかりと相続をして、色々ときれいな状態にする事は責務と言っても過言ではありません。
ただ分からない状態で色々とするのはトラブルや失敗の元になってしまうので、不安に感じる事などがあったら相続相談をするようにしましょう。
ちなみにこれに関しては、相談するなら司法書士がお勧めです。
素人ではなかなか分からなかったような事でも、プロの手にかかれはスムーズに事が運ぶし、分からないことも質問すればしっかりと答えてもらえることもできます。
相続はどうしても金銭が絡んでくることになるので、不要なトラブルを引き起こしてしまう事も少なくありません。
そうならないようにするためにも、そしてスムーズに処理するためにも色々と分からないこと、不安な事などがあったら相続相談を利用するようにしましょう。

最近のニュースで見たのですが、現在の日本では、住宅の13%が空き家となっているそうです。
高齢化や過疎化など、現代日本の抱える問題がここにも表われているわけですね。
このまま放っておくと、さらに空き家率は上がっていくということでした。
親が亡くなって、実家をそのままにしている方はけっこう多いようです。
自分は他に住居があるし、親の家に住む人間も他にいないとなれば、売ったり貸したりすることも考えられますが、それにはまず相続の手続きが必要です。
でも、大方の普通の人間にとって、土地や家屋敷の相続は難題なのです。
親が亡くなって、残されるのは家だけではなく、家の中の物もすべてです。
まずその片付けもあります。
それから相続するには権利者すべての同意が必要なので、場合によっては連絡がスムーズにいかないこともあるでしょう。
もし相続しても売れずに負担だけが残る可能性もありますね。
そういった様々な状況が、空き家を放置しておく原因かと思います。
親が高齢になってきたら、いざというときに対応できるように、専門家に相続相談をすることをお勧めします。